BPMNはBPMSを動かすための記号ではない。しかしBPMSに実装するためには正しいBPMN図が必要である。

多くの技術系の人が「BPMNはBPMSを動かすための記号」だと思っているようです。
しかしながらBPMNには使い方がわからない記号が多数あります。
マルチベンダーで構成しているOMGはマルチベンダーゆえにいろいろな人、企業の思いで記号が増えたのだと思います。プログラムレベルの記述にしか使えない記号も存在します。しかしながらBPMNでは、この階層の記述はしません。したとしてもBPMSで動かないと思います。そもそもBPMSで管理すべき階層のプロセスではないからです。(自動化する階層です。)
この当たりのお話は「BPM入門:基礎知識+事例セミナー」を受講いただければ、ご理解いただると思います。
(セミナーのページを参照してください。)

ではBPMNは業務を可視化するためのだけの業務フローなのか。というと違います。
セミナーでもお話をしているのですが、BPMNとBPMSはBPMにとって車の両輪です。
BPMSがあるからBPMNはより深く、意味があるものになります。
そしてBPMNはBPMSを意識して記述しないとBPMSに実装するときに大変な問題が発生します。
それが実現できるのが「BPMN Method&Style」(日本語版は廃版)のスタイルルールになります。
スタイルルールを守って記述したBPMN図は紙で出力しても読みやすく、BPMSに実装するときにも問題が発生しないルールを定めています。
「BPMN Method&Style」を翻訳した私も当時(2012年)はわからないことが多かったです。(わかりやすく書かれている本とは言えないので・・)
しかしながら、このルールに合わせてBPMN図を描きBPMSに実装していると「なるほどっ!」と思うことがたくさんありました。それをわかりやすくシナリオ形式にして記述方法を説明しているのが「業務改革、見える化のための業務フローの描き方」になります。
そしてそれを読むよりも演習的に学べるようにしたものが、BPMNレベル1記述・演習セミナー、BPMNレベル2記述演習セミナーになります。
セミナーのページを参照してください。