BPMSとは

BPMS(ビジネスプロセス・マネジメント・システムまたはスイート)はBPMを実現するためのシステムツールです。BPMSは承認決済ワークフローシステムと超高速開発・ローコード開発ツールに似ていますが、まったく異なります。それらとは目的が異なるのです。承認決済ワークフローシステムは、承認決済のペーパレス化と見える化です。超高速開発ツールは、業務システムの開発が目的です。
BPMSは業務改革・改善が目的です。(詳しくは「BPMとは」「BPMSとは」を参照ください)この言葉だけでも、対象とその大きさが異なることがわかると思います。業務改革・改善のためにBPMSの中に承認決済ワークフローが含まれることがありますし、BPMSと業務システムとの連携が必要な場合もあります。
過去、BPMSを業務システム開発ツールとして使用して、失敗した事例が数多くあります。BPMコンソーシアムではBPMSの導入を開発とは呼びません。システム開発ではないからです。この意味がわからない限り、BPMSは誤解され導入の失敗は続くと思います。
BPMコンソーシアムは、それらの失敗が減る活動を今後も続けていきます。(詳しくは「BPM入門 基礎知識+事例セミナー」にご参加ください。)