【動画配信開始!】第一回BPM情報共有会~事例から学ぼう~2023年6月15日実施内容動画

第一回BPM情報共有会 動画配信視聴方法

以下のURLから、申し込みをしていただくことで視聴することができます。
2023年第一回BPM情報共有会
費用は3000円となります。

BPM情報共有会とは

BPM(ビジネスプロセス・マネジメント)はBPMN(ビジネスプロセス・モデル&ノーテーション)という国際標準の業務フロー表記法とBPMS(ビジネスプロセス・マネジメントシステム)というシステムツールを使った業務改善・改革のマネジメント手法です。

 残念ながらBPMは多くの人から誤解されています。 BPMNで業務改善を検討するだけでBPMを実施したと考えてしまう(BPMSを使った実践段階が実施されない)、BPMSをローコード開発ツールまたは承認・決裁ワークフローツールとして使ってしまうなどの誤解です。

 本会はBPM導入後の全社展開中の事例とBPM導入実施中の事例からBPMの本質とは何か、日本においてBPMはどのような導入をするべきかを感じ取っていただいた後、懇親会にて情報共有をしていただくことが目的です。

 

事例概要

1.SBフレームワークス(株)様

販売管理システム導入におけるBPMの活用
~事業部門主導での基幹システム導入プロジェクト推進~

 SBフレームワークス(SBF)様はソフトバンクグループのみならず、様々なお客様のニーズに合わせて物流、流通加工の多種多様な業務を請け負う仕事をされています。業務の増減、変更なども激しいために売上処理を販売管理システムのパッケージなどでは実現することが困難な環境でした。そのためExcelやAccessなどを駆使して売上情報を手作業で作られていましたが、月末月初に業務が集中すること、処理も属人化しているという問題がありました。販売管理システムはカスタマイズしないという前提でBPMを導入し、BPMN図で業務を現状分析、改善後の姿を作成しBPMSで業務を標準化、自動化を行った事例となります。BPMN図がBPMSに実装されるまでの「しくみ」と、これらの実現のために「どのような体制で行ったか」「どのようなことを行ったか」が重要なポイントになります。

2.オリックスビジネスセンター沖縄(株)様

アナログBPMをBPMSでデジタル化
~業務改善PDCAの高速化への挑戦~

 オリックスビジネスセンター沖縄(OBCO)様は、BPMNを活用し徹底した業務可視化を起点とした業務の計測・分析・改善といった業務改善のPDCAサイクルを確立した「ECOまる活動」を実践して来られました。これらの活動は高く評価されグループ内のBPOだけでなく、オリックスグループ全体の業務改善を支援される会社に成長されました。しかしながらアナログ的(文書化や自己計測)であることや、RPAなどを使った断片的な自動化にとどまっていることからプロセス管理による業務の標準化・作業計測と自動化を目的としてBPMSを導入しようと試行されています。試行によって実務者主体で「BPMSでどこまでできるのか」「何を目指すのか」「どのような体制が必要なのか」が具体的に見えてきたことに関してお話しいただきます。
                                          
事例解説 一般社団法人BPMコンソーシアム 代表理事 山原雅人